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法(ほう)、またはムード()とは言語学で使われる用語で、文法カテゴリーの一つである。文が表す出来事の現実との関係(事実的realisか反事実的irrealisか)や意図、聞き手に対する態度などを表す。特に動詞の形態に反映された場合のことを言うが、モダリティ(法性)と同義で語られることもある。断定、疑義、命令、可能・必然 (epistemic)、許可・義務 (deontic)、願望・要求 (propositional attitude) などにかかわる。 印欧語の「直説法」「命令法」、「接続法」(仮定法)、「希求法」、「条件法」、「禁止法」などがこれにあたる。 文法用語としての英 mood(述べ方)は、フランス語の mode(方式)の訛形であるが、ゲルマン語に起源を持つもう一つの mood(気分)からも意味的な影響を受けている。 == 日本語 == 日本語においては「行く」(意志・命令・疑問など)「行こう」(意志・勧誘)「行け」(命令)「行くな」(否定命令=禁止)「行ったら」「行けば」(仮定・放任)「行かない」(否定)「行きたい」(希求)のような文末の形態の違いが法に関わり、命題を包むような形で法が実現されていると分析されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「法 (文法)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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